【熊本県感染症情報】ヘルパンギーナ3週ぶりに増加

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 20~26日の県感染症情報によると、県内50定点医療機関から報告されたヘルパンギーナの患者数が、前週比43人増の108人だった。夏風邪の代表的な病気で、減少傾向にあったが、3週ぶりに増加に転じた。

 定点当たりの患者数は2・16人。保健所管轄別では天草が3・50人で、警報レベルの解除基準(2・00人)には至っていない。

 ヘルパンギーナは主に乳幼児が感染。突然の高熱や口の中に水ほうができる。痛みから水分や食事ができず、脱水症状になることもある。

 県健康危機管理課によると、今年は流行が遅い傾向で「夏休みが終わり、集団生活が始まると再び流行する可能性がある」という。丁寧な手洗いやうがい、タオルの共用は避けるなどの予防を呼び掛けている。

 手足口病は49人減の73人で、八代で警報レベル。カルバペネム耐性腸内細菌科細菌感染症が2人、腸管出血性大腸菌感染症(O157)とレジオネラ症、梅毒、百日ぜき、水痘(入院例)が各1人、報告された。(林田賢一郎)

(2018年8月31日付 熊本日日新聞朝刊掲載)