マリナーズ運命の4連戦 序盤の猛攻生かし先行逃げ切り

【マリナーズ7-1アスレチックス】@オークランド・コロシアム

地区2位かつワイルドカード2位のアスレチックスを5.5ゲーム差で追うマリナーズにとって、今季の行方を左右する運命の4連戦がスタート。その初戦はマリナーズ打線が初回からアスレチックス先発のフランキー・モンタスに襲い掛かり、初回に5点、4回までに7点を先行して7対1で勝利を収めた。初回のマリナーズはライオン・ヒーリーのタイムリーで先制したあと、ベン・ギャメルの押し出し四球、相手のエラー、ディー・ゴードンのタイムリーで一挙5得点。先発のウェイド・ルブランは7回98球無失点の快投で自己最多タイとなる8勝目(3敗)をマークした。

マリナーズは7対1の快勝でアスレチックスとのゲーム差を4.5に縮めることに成功した。「みんな(ポストシーズン進出に向けて)崖っぷちの状況だということを理解している」と語ったのは先制打を放ったヒーリー。「僕たちの位置も、今回の4連戦の意味も、僕たちは理解している。1球1球に集中して1試合1試合を大切に戦っていくだけだよ」というコメントからはポストシーズン進出にかける強い想いが感じられた。好投したルブランは「打線が点を取ってくれると積極的なピッチングができる。初球からストライクを投げて、あとは守備に任せるだけさ」と試合序盤から援護点をくれた打線への感謝を口にしていた。

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