ありえない!日本人がフランスの食文化で驚いたこと5選〜合挽きがない!?〜

食文化は国によって違います。海外に行くと、日本では当たり前にあるものがなかったり、逆に日本にないものがあって驚くことが多々あります。旅行でフランスに訪れた日本人がフランスで驚いた食文化事情をお伝えします。どのような違いがあるのでしょうか。

薄切り肉がない

フランスではお肉はステーキ肉の厚さで食べることが当たり前。フランスには、薄切り肉というものが存在しません。厚みがある程度なければ、肉を食べた気がしないのだとか。

野菜が袋詰めで売られていることが少ない

フランスでは野菜は基本的に量り売り。日本のように袋詰めで売られていることは稀なのです。またキロ単位で値段が表示されているので、どれぐらいの量でどのぐらいの値段になるのかがわからないと最初は困ってしまうようです。

ドレッシングの種類が少ない

日本では常にドレッシングの新商品が出ています。ドレッシングの種類が豊富にある日本から来ると、フランスのドレッシングの種類の少なさに驚いてしまうことが多いようです。フランスではフレンチドレッシングが主流。ではフランス人はフレンチドレッシングしかサラダに使わないのかというと、そうではありません。フランス人はドレッシングは自分で作るものなのです。

牛肉、子牛の粗挽きのひき肉しかない

フランスでは、ひき肉といえば、牛肉、子牛の粗挽きのひき肉しか存在しません。豚や鶏肉のミンチはないのです。牛肉、子牛のひき肉も、ステーキのようにして食べます。合挽きというのは、フランス人には考えられないのです。

ピザ、タルト生地やクレープの生地が簡単に買える

フランスではスーパーに行けば、ピザ、タルト生地やクレープの生地を簡単に買うことができます。日本でも冷凍であれば、タルト生地は購入することができますが、生のまま販売されているのはなかなか見かけません。

練り上げたピザ生地は、クッキングシートに包まれて販売されており、広げるとそのままソースを塗ってトッピングして焼くだけというかなり優れもの。日本にもこんなピザ生地が売られていたらいいのにという話も聞きました。

以上、 日本人がフランスの食文化で驚いたことをお伝えしました。個人的には、ピザやタルト生地はフランスで本当に重宝しています。時間がないときにでも簡単に自宅で美味しいピザやタルトが作れるのは嬉しいこと。本当に便利なのです。

フランス人の食文化についてくわしくは、『フランスのパン屋の定休日は重ならない〜フランス人のパンへのこだわり7選〜』『フランス人はポテトにケチャップをつけない〜フランスと日本のマクドナルド5つの違い〜』なども合わせて読むと面白いですよ!

[All Photos by shutterstock.com]

© 株式会社オンエア