ロアッソMF田辺圭佑 けがから復帰、浮上の鍵に 

2度の脚のけがを乗り越え、全体練習に帰ってきたMF田辺圭佑=県民総合運動公園

 2度の脚のけがを乗り越え、MF田辺圭佑(26)が8月下旬から全体練習に帰ってきた。「痛みはなく、全力でプレーはできている。頭と体が一致するようなプレーまでもう少し」。復活のピッチに向け、着々とコンディションを上げている。

 今季、J3琉球から移籍。体を寄せる激しい守備と左足からの精度の高いパスを武器に、2月の開幕戦では先発メンバーを勝ち取った。ただ、直後の練習で左足首を捻挫しチームから離脱。5月に復帰したが、6月16日の讃岐戦でシュートブロックに入った際、相手の足が直撃し、今度は左脚の腓骨(ひこつ)を骨折した。

 これまで、大けがをしたことはなく、「ついてない。なぜこんなにけがするのか分からず、神社へおはらいにも行った」。落ち込んだ時もあったが、「パワーアップして戻る」と前向きな姿勢を失わず、初めて経験するリハビリに耐えた。

 だが、その間にチームは低迷。「見ていることしかできず、もどかしかった。得意の縦パスやサイドチェンジでゲームをつくり、勝利に貢献したい」。浮上の鍵を握るレフティーは、力を込めた。(樋口琢郎)

(2018年9月1日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

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