県内でも風疹患者 今年初

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 熊本県は31日、県北在住の30代男性が風疹を発症したと発表した。県内の患者発生は今年初めて。夏ごろから首都圏を中心に患者報告が急増しており、県は注意を呼び掛けている。

 全国の患者数は22日現在、184人で、千葉県62人、東京都47人など首都圏が7割を占める。直近の2016~17年の年間発生数をすでに超えており、県内でも感染が拡大する恐れがある。

 風疹は、せきやくしゃみなどでウイルスが飛沫[ひまつ]感染し、発熱や発疹、リンパ節の腫れなどの症状が出る。妊娠20週ごろまでの妊婦が感染すると、出生児が難聴や白内障などの先天性障害になるリスクが高まる。

 県健康危機管理課は「妊娠前のワクチン接種や、不要不急の外出を避けるなど予防に努めてほしい」としている。(志賀茉里耶)

(2018年9月1日付 熊本日日新聞朝刊掲載)