ブンデス12季目!長谷部誠「2008-18 全11シーズン」をユニフォーム姿で振り返る

2008年1月に浦和レッズからヴォルフスブルクに移籍した長谷部誠。ドイツに渡って今年で11年目を迎え、12シーズン目となるブンデスリーガでの新たな戦いが始まった。

そこで、ここまでの長谷部のブンデスリーガ挑戦をユニフォーム姿で振り返ってみよう。

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2007-08シーズンのヴォルフスブルクから2017-18シーズンのフランクフルトまで、全11シーズンのユニフォーム姿を可能な限り掲載してみた。

ヴォルフスブルク 2007-08シーズン

2008年1月1日に入団し、ウィンターブレーク明けのシーズン後半戦からドイツでの挑戦が始まった。チームはこのシーズンを5位で終えている。

ホームキットは白/緑が半々が特徴的なデザイン。レプリカキットの胸スポンサーロゴはフォルクスワーゲンの「VWロゴ」だったが、選手用キットはほとんど車種名「TIGUAN」をプリントしていた。

あまり出番は多くなかったアウェイキットは、青/黒のストライプ柄。マッチアップする相手はブレーメン時代のメスト・エジルだ。

サードキットは濃淡が異なる緑の半々デザイン。使用機会は少なかったが人気の高いキットだった。

ヴォルフスブルク 2008-09シーズン

ヴォルフスブルクでの2シーズン目はブンデスリーガを優勝。複数のポジションをこなしてタイトル獲得に貢献した。ホームキットは濃い緑が印象的。

サードキットは白を基調。胸には恵まれない子供たちをサポートする慈善福祉団体「Ein Herz Fur Kinder」のロゴマークを掲出。フォルクスワーゲン社の理解を得て、シーズン開幕から第22節までこのロゴのキットを着用した。

なおアウェイキットは、青/黒ストライプの2007-08モデルを継続使用している。

ヴォルフスブルク 2009-10シーズン

このシーズンはブンデスリーガを8位でフィニッシュ。リーグ王者としてチャンピオンズリーグ本戦にも出場している。白を基調としたホームキットは、アウェイキットと間違われることが多かった。アシンメトリーデザインが特徴的。

何となくホームっぽい方が実はアウェイキット。基本的にはホームキットの色違いバージョンだ。

あまり必要性を感じられなかったが、このシーズンは蛍光イエローのサードキットとブルーのフォースキットも用意されていた。フォースキットの「Think Blue」はフォルクスワーゲン社の環境保護活動の名称。

ヴォルフスブルク 2010-11シーズン

このシーズンはブンデスリーガを15位と低迷。長谷部は2シーズンぶりにリーグ戦でゴールを挙げている。ホームキットは白を基調に胸から上と袖が緑と、完全に色分けしたデザイン。これは当時のadidasのテンプレートだった。

アウェイキットは90年代に多く見られた緑/黒のストライプを、より現代的にアップデートしたデザイン。

サードキットは当時の定番カラーだった青。これも当時のadidasのテンプレートモデルだ。

ヴォルフスブルク 2011-12シーズン

リーグを8位で終えたシーズンのホームキットは、2000-02ホーム以来となる明るめの緑を基調としたデザイン。

9月のホッフェンハイム戦では“GK長谷部”が登場。交代枠を使い切った後の後半35分にGKマーヴィン・ヒッツが退場処分となり、誰も代役をやりたがらない中、半ば仕方なさそうに長谷部が渋々と引き受けた。その際に見せたパントキックの上手さには驚きの声も。

ヴォルフスブルク 2012-13シーズン

2011-12シーズンと同じく明るめの緑を基調としたホームキット。画像では分かりにくいが、前身頃に大きく狼の透かしプリントをあしらっている。このシーズンは11位でリーグを終えている。

アウェイキットはホームの色違い。白を基調に緑と黒の配色バランスが絶妙なデザインだった。

ヴォルフスブルク 2013-14シーズン

ホームキットは明るめの緑を基調にピンストライプ。ヴォルフスブルクの一員として新シーズンを迎えたが、本職であるボランチでの出場機会を求めて9月にニュルンベルクへ移籍。このシーズンは第3節マインツ戦のみに出場している。

アウェイキットは一足早く2012-13シーズンのホーム最終戦で着用。たすき掛けが斬新なデザインだった。

ニュルンベルク 2013-14シーズン

9月2日にニュルンベルクへ移籍し、清武弘嗣とチームメートに。ホームキットは伝統的にエンジを基調とする。

アウェイキットは白を基調にエンジのピンストライプ。ニュルンベルクはこのシーズンを17位で終えて2部降格が決定。長谷部は1シーズンでチームを去った。

フランクフルト 2014-15シーズン

このシーズンからフランクフルトの一員としてプレー。このシーズンは9位で終えている。ホームキットは伝統的な赤/黒ストライプだが、このシーズンを最後に使われなくなる。

アウェイキットは白を基調。胸のスポンサーは前シーズンから「ALFA ROMEO」で継続。

ほとんど出番のなかった水色のサードキット。フランクフルトでは珍しい水色のキットは、このシーズン以降使われなくなる。

フランクフルト 2015-16シーズン

大胆なカラーチェンジを施したホームキット。黒を基調に赤のピンストライプがスタイリッシュなデザインだった。このシーズンはリーグを16位で終えたため、2部で3位だった古巣ニュルンベルクとの入れ替え戦を戦い、1部残留を決めている。

アウェイキットは白を基調に、襟付きのボタン止めというクラシックなデザイン。

清武弘嗣が所属のハノーファーとのアウェイゲームでは、黄色のサードキットを使用した。

3月のインゴルシュタット戦では、アルファ・ロメオの車種「GIULIA(ジュリア)」発売を記念して、特別に赤いキットを着用している。

フランクフルト 2016-17シーズン

ホームキットは白/黒の細めのストライプがクラシックなデザイン。このシーズンのリーグは11位とやや苦戦した。胸スポンサーは2012-13シーズンと同じビールブランドの「Krombacher」が復活した。

アウェイキットは赤を基調としたシンプルなデザイン。

このシーズンも黄色のサードキットが登場。シャツは2015-16サードと似ているが、首周りのデザインが異なる。

フランクフルト 2017-18シーズン

このシーズンのホームキットは白を基調に黒のピンストライプと、シンプルなデザイン。胸スポンサーは「indeed」に変わった。

アウェイキットは黒を基調に赤の差し色が映えるデザイン。

サードキットは2色の赤のコントラストが印象的なデザイン。このシーズンはリーグを8位で終えている。

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