<アジア大会:サッカー決勝>U-21日本代表、ソン・フンミンら擁する韓国代表に延長戦の末破れ銀 日本は2大会ぶりの優勝を逃し、韓国が2大会連続の金メダル獲得

2018.9.1 アジア大会サッカー男子決勝 ワールドカップロシア大会メンバーの韓国代表ソン・フンミン

 インドネシア・ボゴールのパカンサリ競技場でアジア大会サッカー男子決勝が行われた。A代表の監督も兼任している森保一監督が率いる2020年東京五輪世代のU21(21歳以下)で臨んだ日本代表は、ソン・フンミンら今年のワールドカップロシア大会のメンバーもオーバーエイジ枠で加わったU23の韓国代表と対戦した。

 試合は終始韓国が主導権を握る展開となるも、前後半スコアは動かず、延長戦に突入する。すると延長前半立ち上がりの93分、左サイドから韓国代表ソン・フンミンが中央へ切れ込んだ際、足元から離れたボールに同イ・スンウが走り込み先制点を奪う。続く101分にはセットプレーからファン・ヒチャンに頭で決められ、2点差となる。延長後半に入り115分に上田綺世が頭で決めて1点を返すが、試合はそのまま終了。

 1-2で敗れた日本代表は、2大会ぶりの優勝とはならず、韓国代表が、2014年の仁川アジア大会に続いて2大会連続の金メダル獲得となった。

 また、イ・スンウは試合後のインタビューで「嬉しすぎる。競技場に来てくれたファンの方々、中継を見て応援してれたファンに感謝している」、「選手たちが共に熱心に走ったおかげで、初ゴールを入れることができた」と語った。

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