活動振り返るポスター展 諫早駅で16日まで 「諫早もりあげガールズ」結成5周年

 女性の視点で諫早市の魅力を発信している「諫早もりあげガールズ」(原田千桂子会長)の結成5周年を記念したポスター展が1日、JR諫早駅3階自由通路で始まった。20点を展示。市内に咲くツクシシャクナゲやコスモス、海沿いの鉄道風景、轟の滝の写真のほか、これまでのイベントポスターで活動を振り返っている。16日まで。
 2013年2月に結成し、メンバーは現在、市職員や自営業者ら7人。これまで、観光コース創設や地元の野菜と果物を使ったスムージー作り教室、地元業者と提携した商品開発などに取り組んできた。会員制交流サイト(SNS)も活用し、諫早の最新情報を随時伝えている。
 展示写真は、メンバーの写真家MILKさんが撮影。オープニングイベントでは5年間の活動を振り返り、原田会長が「“女子力”を生かした活動を続け、点在する市内の団体をつなげて新たな魅力を発掘したい」と話した。地元産「いさはや無袋梨」の試食・販売会もあり、多くの来場者でにぎわった。
 雲仙市の会社員、平野千晴さん(28)は、ライトアップされた眼鏡橋のポスターを見て「時間や見る角度が変わると印象ががらりと変わっておもしろい」と話した。

5周年記念ポスター展のオープニングイベント=JR諫早駅

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