関東は雨で気温低め 東京10月上旬並みも週後半は再び暑く

2日(日)午後2時の天気の推計気象分布

 きょうの関東地方は前線の影響で雲が多く、雨の降っている所がある。夜にかけて、大気の不安定な状態が続くため、夜にかけて急な強い雨や雷雨に注意が必要だ。また、関東地方では気温が25℃に届いていない所が多く、9月下旬~10月上旬並みの涼しさとなっている所もある。

 きょう2日(日)は西日本から東日本に停滞する前線の影響で、太平洋側を中心に雨雲がかかっている。関東地方は、午前中は広く雨となり、この雨や前線の北側の涼しい空気が流れ込んでいることで、日中の気温は25℃前後の所が多くなっている。東京の午後3時までの最高気温は23.2℃と、10月上旬並みとなった。東京で最高気温が25℃未満となるのは、6月23日以来71日ぶりのこととなる。このあとも、あまり気温は上がらず、夜も涼しく感じられそうだ。

週間天気予報(数字は予想最高気温)

 ただ、あす(月)は雲が多めながら晴れ間も出て、日中の気温は30℃前後まで上がる見込み。湿度が高く、蒸し暑くなりそうだ。また、台風が通り過ぎたあとは再び暑さが戻り、6日(木)以降は東京も33℃くらいとなる見込み。6日は、西日本や東日本の内陸では35℃くらいまで上がる所もありそうだ。気温の変化が大きい一週間となるため、体調管理に注意を心がけたい。(気象予報士・及川藍)

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