ロペス快投で今季初勝利 ロイヤルズが3連戦をスイープ

【オリオールズ1-9ロイヤルズ】@カウフマン・スタジアム

メジャー勝率ワースト&ワースト2位の2球団による対戦となった3連戦は、メジャー勝率ワースト2位のロイヤルズがメジャー勝率ワーストのオリオールズをスイープした。ロイヤルズ先発のホルヘ・ロペスは1回表二死からジョナサン・ビヤーに11号先制ソロを浴びたものの、2回表に3者連続三振を奪うなどその後は立ち直り、7回99球を投げて被安打5、奪三振8、無四球、失点1という快投を披露。打線は本塁打こそ出なかったものの、14安打9得点でロペスを援護し、ロペスはブリュワーズでメジャーデビューを果たした2015年以来3年ぶりとなるメジャー通算2勝目をマークした。

ロイヤルズのネッド・ヨスト監督は「コマンドが良かったね」とロペスのピッチングを振り返った。「今日は速球をしっかり投げることができていた。スライダー、チェンジアップ、カーブも良かったけど、好投のカギになったのは速球だよ。ストライクゾーンを有効に使い、打者を攻めていたね。素晴らしい登板だった」とヨスト。ロペス自身も「自信を持ってツーシームでストライクゾーンの両側を攻めることができているときは良いピッチングができるんだ」と自身の投球に手応えを感じた様子だった。ロイヤルズはこれで今季最長となる5連勝。直近8試合で7勝1敗と好調を維持している。

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