マーリンズ・ウーレイナ 7回4安打1失点の快投で5勝目

【フィリーズ1-3マーリンズ】@マーリンズ・パーク

マーリンズは先発のホゼ・ウーレイナが2回表にアズドゥルバル・カブレラに22号ソロを浴びてフィリーズに先制を許したものの、その後はフィリーズ打線に連打を許さず、得点圏にすら走者を進めない快投を披露。7回99球を投げて被安打4、奪三振7、無四球、失点1という素晴らしいピッチングで今季5勝目(12敗)をマークした。マーリンズ打線は1点を先制された直後の2回裏にルイス・ブリンソンのタイムリーで同点とし、さらにラファエル・オルテガの2点タイムリーで勝ち越しに成功。このリードをウーレイナからアダム・コンリー、ドリュー・ステッケンライダーと繋いで最後まで守り抜いた。

マーリンズのドン・マティングリー監督は「初回にウーレイナのピッチングを見たとき、球がすごく走っていた。それが試合を通して続いたね」とウーレイナのピッチングを振り返った。ブレーブスの有望株、ロナルド・アクーニャJr.に故意死球をぶつけ、5試合の出場停止処分を科せられたウーレイナだが、それ以降の3先発では計22イニングを投げて防御率2.45と安定したピッチング。14勝をマークした昨季の輝きがようやく戻ってきた感がある。「積極的に打者を攻めてゴロを打たせたり、弱い打球を打たせることを心掛けている」と語るウーレイナ。「そういうピッチングができているときは、僕の後ろを守っている選手たちがとても良い仕事をしてくれるんだよ」とバックの好守への感謝も忘れなかった。

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