気象庁は、山梨県と静岡県で災害につながるおそれがある猛烈な雨が降ったとみられるとして、記録的短時間大雨情報を発表した。
【記録的短時間大雨情報 1時間雨量】
山梨県
富士山西部付近 約100ミリ(午後5時40分)
静岡県
富士宮市付近 120ミリ以上(午後5時40分)
台風21号の影響で湿った空気の流れ込みが続くため、東海や甲信地方は5日(水)明け方にかけて非常に激しい雨が降り、局地的に猛烈な雨が降るおそれがある。5日にかけて低い土地の浸水や河川の増水、土砂災害に警戒が必要だ。
記録的短時間大雨情報とは
1時間に80ミリ以上の猛烈な雨を観測または解析し、さらにその地域にとって数年に一度程度しか発生しないような大雨である場合に発表される情報。周辺地域では、土砂災害や河川の増水など、災害の危険性が高まっているため警戒が必要となる。