海洋汚染の現状学ぶ 藤沢でプロダイバーが講演

 プラスチックごみによる海洋汚染が世界中で深刻化する中、国内外の海を写真に収めてきたプロダイバーの武本匡弘さんの講演会「海から見える地球」が9日、藤沢市民会館(同市鵠沼東)第2会議室で開かれる。市民でつくる「湘南のなぎさを守る藤沢市民の会」の主催。

 葉山町在住で、日本サンゴ礁学会会員でもある武本さんは国内外でサンゴの潜水調査をしている。中国電力が上関原発の建設を計画する山口県祝島や、米軍新基地建設予定地である沖縄県名護市辺野古の海などで記録撮影。米国の水爆実験地となった太平洋の島国マーシャル諸島・ビキニ環礁にも度々訪れている。

 当日は、現地の写真とともに、汚染が続く海の現状を報告する。

 午前10時から。申し込み不要。問い合わせは担当者電話0466(82)2036。

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