2位ブリュワーズが首位カブスに大勝 3ゲーム差に接近

【カブス1-11ブリュワーズ】@ミラー・パーク

ナ・リーグ中部地区首位攻防3連戦の第2戦は2位ブリュワーズが首位カブスを投打に圧倒し、11対1で大勝。初戦から2連勝とし、3連戦の勝ち越しを決めるとともに、カブスとのゲーム差を3に縮めた。ブリュワーズは1対1の同点で迎えた4回裏にエリック・クラッツの犠牲フライで勝ち越しに成功し、5回裏にはヘスス・アギラーの犠牲フライで1点を追加。その後も6回裏と7回裏に3点、8回裏に2点と着実に加点してカブスを突き放し、終わってみれば11対1の大勝となった。先発のウェイド・マイリーは6回3安打1失点の好投で今季3勝目(2敗)をマーク。カブスは投手陣が失点を重ね、打線もわずか5安打と元気がなかった。

逆転地区優勝に向けて負けられない戦いが続くなか、ブリュワーズが15試合で11勝4敗という快進撃を続けている。クレイグ・カウンセル監督は「今回の3連戦が始まる前の時点でカブス戦が6試合残っていたけど、逆転のためには全部勝たなければならないと思っていた。良いスタートを切ることができたよ」とカブス相手の2連勝に満足げ。カブスとのゲーム差は3となり、ワイルドカード首位の座をキープするとともに、逆転優勝の可能性もグッと高まりつつある。また、貯金18は日本時間7月11日以来となる今季最多タイとなった。3位カージナルスも勝利したため、ナ・リーグ中地区は4.5ゲーム差に上位3チームがひしめく混戦となっており、レギュラーシーズン最終盤まで目の離せない戦いが続きそうだ。

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