ロッキーズが7回裏5得点で逆転勝利 地区首位をキープ

【ジャイアンツ2-6ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

ナ・リーグ西部地区首位のロッキーズは、力投を続けていた先発のヘルマン・マルケスが7回表にゴーキーズ・ヘルナンデスに15号ソロを浴び、ジャイアンツに勝ち越しを許したものの、直後の7回裏に代打ライアン・マクマーンの5号ソロで同点。さらに一死満塁のチャンスを作り、カルロス・ゴンザレスの3点タイムリー三塁打とヘラルド・パーラの押し出し四球で4点を勝ち越した。マルケスは勝利投手にはなれなかったものの、7回途中11奪三振2失点の好投でチームの勝利に貢献。ジャイアンツは先発のデレック・ロドリゲスが6回1失点と好投したものの、リリーフ陣がリードを守ることができなかった。

ロッキーズが鮮やかな逆転勝利で連勝を4に伸ばし、単独地区首位の座をキープした。決勝打を放ったゴンザレスは「僕たちは本当に良いチームだよ。若手選手もチームに大いに貢献してくれているしね」とチーム一丸となってもぎ取った今季40度目の逆転勝利に満足げ。「今日はマクマーンが試合を振り出しに戻す大きなホームランを打ってくれた。その勢いに乗って逆転することができたね」と新人・マクマーンの一打を勝因に挙げた。2位ドジャースと0.5ゲーム差、3位ダイヤモンドバックスとは1.5ゲーム差と熾烈な争いが続くナ・リーグ西部地区。ロッキーズはドジャースと6試合、ダイヤモンドバックスと7試合を残しており、まだまだ気の抜けない戦いが続いていきそうだ。

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