レイが7回途中10K無失点の快投 Dバックス連敗止める

【パドレス0-6ダイヤモンドバックス】@チェイス・フィールド

4連敗で地区首位から3位へ後退したダイヤモンドバックスは、先発のロビー・レイが7回途中まで101球を投げて被安打2、奪三振10、与四球2、無失点という素晴らしいピッチングを披露。打線は2回裏にニック・アーメッドのタイムリー三塁打とケテル・マーテイの犠牲フライで2点を先制したあと、7回裏にもダニエル・デズカルソ、A.J.ポロック、ポール・ゴールドシュミットのタイムリーなどで4点を追加し、リリーフ陣もパドレスの反撃をシャットアウトして6対0で快勝した。ダイヤモンドバックスは連敗を4でストップし、首位ロッキーズとの1.5ゲーム差をキープ。平野佳寿は6点リードの9回表に4番手として登板し、1イニングを三者凡退に抑えた。

「今日は彼が支配的なピッチングができるということを示してくれたね」とデズカルソはレイの好投を振り返った。昨季はザック・グレインキーに次ぐ先発2番手として15勝5敗、防御率2.89、218奪三振という素晴らしい成績を残したレイだが、今季は右腹斜筋を痛めた影響もあり、防御率4点台と低調。しかし、この試合では「2017年バージョン」とも言うべき見事なピッチングでチームの連敗ストップに大きく貢献した。グレインキー、パトリック・コービン、クレイ・バックホルツの3本柱が安定したパフォーマンスを続け、ザック・ゴッドリーが自己最多の勝ち星をマークするなか、レイの復調により役者が揃った感のあるダイヤモンドバックス先発陣。強力ローテーションを武器にダイヤモンドバックスが首位再浮上を目指す。

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