次期衆院選 長崎3区 山田博県議が出馬意向

 五島市区選出の県議、山田博司氏(48)が次期衆院選長崎3区に無所属で立候補する意向を固めたことが5日、分かった。長崎新聞社の取材に対し、山田氏は「出馬の方向で後援会と協議している。本県の産業の『再盛』と発展を目指し、県民、島民の声を国政に届けたい」と話した。
 次期衆院選の時期は決まっておらず、山田氏は来春の統一地方選で実施される県議選への出馬準備も進めている。
 山田氏は五島市出身。下関市立大卒。元農相の山田正彦氏の秘書、旧福江市議を経て2006年に県議に初当選し、4期目。県議会では一人会派「自由民権会議長崎」に所属する。
 次期衆院選長崎3区を巡っては、山田正彦氏の次男で、立憲民主党県連代表の山田勝彦氏(39)も7月に出馬表明している。

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