JFEエンジ、栃木で環境制御型トマト栽培施設を受注

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 JFEエンジニアリング(社長・大下元氏)は5日、栃木県下野市で環境制御型トマト栽培施設(スマートアグリプラント)のEPC(設計・調達・建設)を受注したと発表した。トマトパークから受注したもので受注額は5億4千万円(税抜)。

 受注したのはスマートアグリプラント一式(温室・栽培設備・環境制御システム)。同社のスマートアグリ事業では2件目のプラント一括受注となる。温室は鉄骨造のオランダ型連棟ハウスで栽培面積は1ヘクタール。年間生産量は大玉トマト500トンで竣工は19年3月の予定となっている。

 トマトパークは次世代トマト農家の教育・研修やトマト栽培技術の試験・研究を目的として17年8月に大手農業用施設機器製造・販売会社の誠和により設立された。このほど、これまでの試験・研究事業などで得たノウハウを生かしトマト生産事業を本格的に開始するため、高品質かつ高収量栽培が可能な栽培施設の新設を決定した。

 JFEエンジは13年9月にスマートアグリ事業に参入し、北海道苫小牧市・札幌市で環境制御型植物工場によるトマト生産を行っている。ここで蓄積したプラント技術や栽培技術を基に国内外の農業事業者に対するエンジニアリング提案を展開。昨年11月には新潟県でプラントを竣工し順調に稼働している。今回、こうした実績が評価され受注に至った。