新日鉄住金エンジ、大分の自動車整備学校向け「実習棟」を受注、竣工 建築商品「スタンパッケージR」など適用

 新日鉄住金エンジニアリング(社長・藤原真一氏)は5日、大原学園から受注した「大原学園大分校自動車整備実習棟」(大分県大分市)の建設工事が竣工したと発表した。システム建築商品「スタンパッケージR」を建築構造躯体に適用するなど機能性と経済性を両立させた。大原学園からの受注は本件が8件目。

 本施設は大分県内初の自動車整備専門学校で、同社は設計・施工一式を請け負った。鉄骨造2階建てで、延べ床面積は1340平方メートル、鉄骨重量は約106トン。新日鉄住金の外法一定H形鋼「ハイパービーム」も18トン使用されている。

 1階には自動車整備実習室、2階には教室や更衣室を配置。「スタンパッケージR」のほか、外壁には、耐火金属サンドイッチパネルの「パネルFR」を採用。高い耐火性能とともに、デザイン・意匠性を考慮したシャープな外観を実現している。

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