ブルージェイズが初回7得点の猛攻で3連戦スイープ回避

【レイズ3-10ブルージェイズ】@ロジャース・センター

ブルージェイズは初回からレイズ先発のタイラー・グラスナウに襲い掛かり、打者12人を送り込む猛攻で大量7得点。直後の2回表にケビン・キアマイアーの5号ソロなどで2点を返されたものの、ビリー・マッキニーの4号ソロやラウディ・テレズのタイムリー二塁打などで追加点を奪い、10対3で快勝して3連戦の被スイープを回避した。ブルージェイズ先発のアーロン・サンチェスは2本塁打を浴びながらも6回3失点と先発の役割を果たし、今季4勝目(5敗)をマーク。一方、敗れたレイズは先発のグラスナウが1回持たず7失点と大誤算だった。

ブルージェイズ打線が初回から驚異の猛攻を見せた。先頭のマッキニーが四球を選んで出塁すると、デボン・トラビスとジャスティン・スモークの連打であっさり先制し、続くケンドリズ・モラレスもタイムリーを放って2点目。一死後、ルルデス・グリエルJr.のタイムリーとアレドミス・ディアスの17号3ランでリードを6点に広げた。さらにダニー・ジャンセンが四球を選び、二死後にマッキニーが振り逃げで出塁。ここでレイズはグラスナウを諦め、アンドリュー・キットレッジを投入したが、トラビスがライトへのタイムリーを放ち、一挙7得点のビッグイニングとなった。なお、ブルージェイズのジョナサン・デービスとテレズはこの試合がデビュー戦。デービスは3三振に終わったものの、デービスの代打として登場したテレズは6回裏にタイムリー二塁打を放ち、記念すべきメジャー初安打を記録した。

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