フィリップス逆転2ラン Rソックス乱打戦制し3連勝

【レッドソックス9-8ブレーブス】@サントラスト・パーク

両軍合わせ21安打の乱打戦を制したのはレッドソックスだった。中盤まで最大6点のリードを許していたが、終盤8回に打線が爆発し一挙6得点を挙げると試合の行方を決めたのは今季6月にマイナー契約を結んで這い上がってきた37歳のベテラン、ブランドン・フィリップスだった。7-8と1点差の場面で逆転2ランを放ち、チームの今カードスイープに貢献した。

試合は初回から動いた。ブレーブスはロナルド・アクーニャJr.の先頭打者弾やニック・マーケイキスの適時打で先制し、5回にはオジー・アルビーズやタイラー・フラワーズらの活躍もありチームは一挙5得点で7-1と大量リードしたことで勝利は確実と思われた。

レッドソックスは8回、無死満塁のチャンスをつくるとブレイク・スワイハートが2点適時二塁打を放つとアンドリュー・ベニンテンディやスティーブ・ピアースも続き7安打を集めて6得点。そして1点差で迎えた最終回、2死一塁からフィリップがA.J.ミンターから今季初本塁打となる逆転2ランを放って9-8とするとそのまま逃げ切った。これでチームは今カード勝ち越し、シーズン97勝目を挙げた。

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