日産は、セレナの仕様を一部向上し、2018年9月6日より発売した。価格は233万1720円~314万640円(消費税込)。
今回の仕様向上では、S-HYBRID車とガソリン車において安全装備の充実を図った。具体的にはe-POWERに標準設定しているハイビームアシストを、S-HYBRID車とガソリン車へ拡大設定。加えて、最高速度標識検知および一時停止標識検知機能を追加し、標識検知機能を向上させた。
また、踏み間違い衝突防止アシストについては、e-POWERと同様に、前方の歩行者検知が可能な仕様に変更されている。
そして、今回新たに「X」と「ハイウェイスター」グレードに「VセレクションII」を設定。両側ワンタッチオートスライドドアなど、使い勝手のいい人気アイテムを装備した従来のVセレクションをベースに、上記の安全装備の数々を搭載しながら、求め易い価格設定とした。
セレナは、これら各種の先進安全技術の充実により、経済産業省や国土交通省などが普及啓発をしている、安全運転サポート車、「セーフティ・サポートカーS(サポカーS)」のワイドに対応する。
なお、今回の仕様向上に併せ、セレナNISMOにおいても、基準車と同様にハイビームアシストを標準化した他、各種先進安全装備の充実を図っている。