大きな地震があると大雨警報等の発表基準を下げる

9月6日3時すぎに北海道で、最大震度が7の大きな地震が発生しました。揺れの大きかった地域では、地盤が脆弱になっている可能性が高いため、雨による危険性が通常より高まっていると考えられます。このため、気象庁では、通常よりも警戒を高めるため、当分の間、大雨警報等の発表基準を引き下げた運用をしていますが、被災地では雨に厳重な警戒が必要です。
震源地に近い北海道・胆振地方(千歳市など)の週間天気予報では、これから来週のはじめにかけて前線の影響で雨の日が多く、来週後半からは晴れるものの、最低気温が平年より低くなります。最新の気象情報の入手に努め、二次災害の防止に努めてください。

気象予報士・饒村 曜

画像について:7日午前9時の予想天気図。

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