世界でも珍しい懸垂式モノレールを運行する湘南モノレール(本社・神奈川県鎌倉市)とドイツのヴッパータール空中鉄道が13日、姉妹提携する。これに先駆け、湘南モノレールは8日から年末まで、記念のヘッドマークを装着した車両を運行する。
ヴッパータール空中鉄道は1901年から、懸垂式モノレール(全20駅、営業距離13・3キロ)を、主にライン川支流の上空で運行している。
湘南モノレールが互いの国際観光振興につながればと呼び掛け、同社初の姉妹提携が実現する。
協定の締結日は、ヴッパータール空中鉄道が120年前に初めて試験走行した13日に決まったが、江の島(藤沢市)で9日から16日までセーリングのワールドカップシリーズが開かれることから、日本での記念イベント日を前倒しした。
8日は午前10時から、ヘッドマークの贈呈式や出発式を大船駅構内で開く。記念キーホルダーと焼き菓子のセットが先着50人にプレゼントされるほか、限定商品も販売される。販売時間などに関する問い合わせは湘南モノレール電話0467(45)3181。