北海道 きょう昼過ぎからあす朝にかけて雨

平成30年北海道胆振東部地震で揺れの大きかった地域に、きょうからあすの朝にかけて、雨が降ります。ずっと降り続くというよりは、まとまった雨が何度かやってくるというイメージで、早ければ最初の雨はきょう7日の昼過ぎに降ります。その後、何度か雨のタイミングがあった後、最も雨の降り方が強まるのは、あす8日(土)の未明~明け方となりそうです。きょうとあすで、多いところでは9月1か月分の雨の半分以上の量が降ることも考えられ、大雨に警戒が必要です。

台風21号による5日の雨やきのうの地震で地盤が緩んでいるおそれがあり、斜面の近くは危険です。また、河川の上流で流れが堰き止められている箇所があったり、都市部でも排水が正常に機能していないおそれもあり、水の流れも普段通りにはいかないかもしれません。

二次災害をできる限り避けるためにも、きょうとあすは、頑丈な建物や避難所など、安全な場所にとどまるようにしてください。

気象予報士・染井 明希子

画像について:7日午後9時の予想天気図。

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