全国的に雨 北海道・大阪など大雨に警戒が必要

7日(金)午後1時と午後7時の北海道の降水予想

 7日(金)は全国的に雨で、大きな地震のあった北海道は午後は広く雨となる見込み。一方、先日の台風21号の影響で復旧作業が進む大阪などではまとまった雨に警戒が必要となる。

7日(金)の午前3時現在の実況天気図と雲画像

北海道は全道で大雨のおそれ

 北海道付近は低気圧を伴った前線が通過するため、北日本は落雷や降ひょう、短時間強雨に注意が必要となる。北海道は道南から次第に雨が降り出し、午後は全道で雨が見込まれる。平成30年北海道胆振東部地震によって地盤の緩んでいる地域を中心に土砂災害に注意が必要だ。

7日(金)朝と夜の天気の分布予報

東・西日本 激しい雨に警戒を

 前線が関東南岸を通って九州南部にのびている。一方、日本海から寒冷前線が進んでくる見通し。前線や湿った空気の影響で西日本や東日本の広い範囲で雨が降り、局地的に雷を伴った激しい雨の降るおそれがある。

7日(金)午前11時 沖縄県の雲と雨の予想

沖縄は熱帯低気圧の影響で雨

 沖縄付近にある熱帯低気圧は、台風まで発達する可能性はなくなったが、東シナ海をゆっくり北上する。熱帯低気圧が接近している沖縄本島や先島諸島では落雷や突風、短時間強雨に注意したい。

全国天気予報(数字は予想最高気温と前日差)

全国天気予報

 8日の予想最高気温は、札幌は26℃、厚真27℃、函館26℃で真夏並みの気温が予想される。東京や大阪は30℃と真夏日となる見込み。(気象予報士・崎濱綾子)

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