熊本県、職員4人を北海道庁に派遣 御船町も2人をむかわ町へ

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北海道に向け、県庁を出発する県職員=6日午後4時ごろ

 北海道で発生した最大震度7の地震を受け、県は6日、職員4人を北海道庁に派遣した。9日まで、熊本地震の経験を生かした助言や被災状況の把握に当たり、県として可能な支援方法も探る。

 4人は職員約50人に見送られ、県庁を出発。教育政策課の森崎博行さん(46)は「北海道の方々が少しでも安心して復興に向かわれるように頑張りたい」と意気込んだ。4人は同日中に空路で青森県まで行き、7日にフェリーとレンタカーで北海道に入る。

 一方、御船町は震源地に近い北海道むかわ町に職員2人の派遣を決定。両町は恐竜化石の産地が縁で、昨年11月に相互応援協定を結んでおり、7日に現地へ出発し、避難所運営や物資の受け入れなどを支援する。

 藤木正幸町長はむかわ町の竹中喜之町長と6日早朝から携帯メールで連絡を取り合い、「職員を落ち着かせるためにも町長の声を聞かせて」などとアドバイスを送った。

 熊本赤十字病院は、医師や看護師らでつくる災害対策本部を設置。既にDMAT(災害派遣医療チーム)や救護班メンバーを人選し、現地からの出動要請に備えた。 (志賀茉里耶、久保田尚之、前田晃志)