花畑町別館跡の新ビル建設を凍結 耐震不足の本庁舎優先

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新ビル計画が凍結となった熊本市役所花畑町別館跡地。現在は駐車場として利用されている=熊本市中央区

 熊本市の大西一史市長は6日、市役所花畑町別館跡地(中央区)にみずほ銀行と共同で計画していた新ビル建設を凍結する方針を明らかにした。「計画は本庁舎の大規模改修が前提。本庁舎の耐震不足が分かり、全体的な議論の必要がある」と説明している。

 計画では、別館跡地と隣接する同行熊本支店の土地計4300平方メートルに、8階建てのビル(延べ床面積2万5800平方メートル)を整備。市は約7千平方メートルを取得もしくは賃借し、本庁舎内の中央区役所や民間ビルに間借りしている部署を入居させる予定だった。

 しかし6月、本庁舎の耐震不足が判明。市は大規模改修は困難とみており、建て替えや移転新築も検討している。本庁舎の方針を待たずに新ビル計画を進めるのは難しいとして、本年度に予定していた基本計画策定のための調査を先送りした。

 市議会一般質問で、上野美恵子氏(共産)に答えた。大西市長は本庁舎の耐震不足への対応について「災害対応の中枢を担う本庁舎の耐震性確保を先送りできない」と述べた。

 別館跡地は現在、駐車場として利用されている。(高橋俊啓)

(2018年9月7日付 熊本日日新聞朝刊掲載)

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