宇宙空間で「AVATAR」活用 ロボ遠隔操作でANAとJAXAが協力

ANAホールディングスとJAXA(宇宙航空研究開発機構)は、「AVATAR X Program(アバター・エックス・プログラム)」を始動すると発表しました。

AVATARとは、異なる複数の場所に設置した遠隔ロボットを動かしたり触ったりできるテクノロジーの名称です。実現にあたってはVR、ロボティクス、センサー、ハプティクスなど、さまざまな技術が利用されます。

AVATAR X Programでは2018年にコンソーシアムを発足し、2019年には大分県内の技術実証フィールド「AVATAR X Lab@OITA(アバターエックスラボアット大分)」にて地上での実証実験、2020年代には宇宙空間(地球低軌道)での実証実験、そして将来的には月面や火星にも展開する予定です。

Image Credit: JAXA
■宇宙空間でAVATARを活用した事業を共創いたします ~ “AVATAR X Program” を始動、将来は月面へ ~
http://www.jaxa.jp/press/2018/09/20180906_avatarx_j.html
(文/塚本直樹)

© 株式会社sorae