タマン釣り大会 4・12キロV

 8月31日から9月2日までの3日間、バトルカップタマン釣り大会が開催された。沖縄本島、宮古島、石垣島の3会場に分かれ、332名が1匹のタマンの重さを競う大会。

 今年の優勝は金城克哉さん。2人で31日正午に屋那覇島に渡り、日没ごろから竿(さお)を出した。最初に釣れたのは午後8時。強い引きに期待したが5キロオーバーのムネアカクチビ。その後は60センチ前後のタマンがコンスタントに釣れ、11時半に最大の67センチ、4・12キロが釣れた。その後も朝までコンスタントにタマンが釣れた。

 2日目はアタリが少なかったが、中型タマン4匹を追加して、2人で大型クーラーボックス二つが満杯状態になった。検量の結果、初日の最大のタマンで優勝を決めた。

 この大会は単に魚の重さを競うだけでは終わらず、大会を通じて本島、宮古島、石垣島のタマン釣り師たちが交流を持つきっかけとなった。大会終了後も、情報交換をしたりお互いの島を訪れて釣りをしたりと、交流を深めていることが一番の成果だろう。

 主な結果は次の通り。

▽優勝 金城克哉(本島会場)

▽2位 島袋勤 4・04キロ、70・5センチ(同)

▽3位 平良昴 3・79キロ、67センチ(宮古島)

▽4位 高安朝秀 3・78キロ、63・5センチ(本島)

▽5位 西原彰浩 3・76キロ、65センチ(石垣島)

 (おきなわ釣王国社・仲栄真修)

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