CL予選でファン乱入 レッドスター・ベオグラード、本選に先立ち“厳罰”を受ける 

ピッチ内に侵入したレッドスターのサポーター photo/Getty Images

8月29日(現地時間)にUEFAチャンピオンズリーグのプレイオフ(2ndレグ)が行われ、レッドスター・ベオグラードが敵地でRBザルツブルクに2-2で引き分けた。2戦合計スコア2-2で両チームが並んだものの、アウェイゴールの差によりレッドスターの本選出場が決定している。

この快挙に喜びを爆発させたレッドスターのサポーター達が、2ndレグ終了後にピッチ内に侵入。一部のサポーターが自軍の選手のユニフォームを剥ぎ取ったほか、花火を発射するなどの危険行為に及んだ。この出来事を問題視したUEFA(欧州サッカー連盟)は、レッドスターに対する処分を決定。同クラブに対し3万ユーロ(約385万円)の罰金、及び敵地で行われるCLグループステージ第2節(パリ・サンジェルマン戦)と第3節(リヴァプール戦)におけるレッドスター・サポーターの入場を禁じた。英『BBC SPORT』が伝えている。

プレイオフの直前に行われた公式戦でサポーターが人種差別に繋がるチャントを歌ったことにより、1stレグを無観客で行うことをUEFAより命じられたレッドスター。今後もサポーターによる凶行が相次ぐとなれば、更なる厳罰が下されても不思議ではないだろう。

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