子供の頃から凄かったメッシ伝説! リーベルの元コーチが振り返る”12ゴール”の脅威

バルセロナのメッシ photo/Getty Images

リオネル・メッシの伝説はアルゼンチンのニューウェルズ・オールドボーイズでサッカーを本格的にスタートさせ、その後バルセロナの下部組織へ加入したところからスタートした。体の小さかった子供時代のメッシにこれほどの才があると見抜いた人物がどれだけいたかは分からないが、リーベルプレートのユースコーチを務めていたエドゥアルド・アブラハミアン氏は当時衝撃を受けたという。

スペイン『MARCA』によると、メッシは子供の頃にリーベルプレートのトレーニングに参加したことがあるという。そこでメッシを見たエドゥアルド氏はそのクオリティに驚き、クラブに注目するよう頼んだそうだ。しかしリーベルプレートはメッシ獲得に動かなかった。それに少しの後悔があるようだ。

「彼の最初のトレーニングは本当に印象的だった。体は小さかったが、我々にとっては問題ではなかった。彼のスキルを見ていたからね。練習で彼は12ゴールほど決めたんだよ。信じられなかった。彼はブエノスアイレスに3、4日滞在していたから、私はクラブのディレクターに来てほしいと電話で伝えたんだ。本当に彼には驚いたからね。テクニック、スピード、相手を置き去りにする姿にだ」

同氏はメッシが欲しかったようだが、リーベルプレートは最終的に動かなかった。バルセロナでなければメッシの才能が完全開花することはなかっただろうが、アルゼンチンのクラブで若きメッシが大暴れする姿が見られなかったのは残念か。

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