夏休みの自由研究ずらり 諫早市小・中学校科学展

 児童生徒が夏休みに取り組んだ自由研究を一堂に集めた「第63回諫早市小・中学校科学展」が、長崎県諫早市東小路町の市美術・歴史館で8日始まった。14日まで。入場無料。
 市教委と同展運営委員会が主催。小学校の部には295点、中学校の部には117点の計412点の応募があり、全作品を展示している。小学校の部では、太陽光で目玉焼きを作る実験や紫外線量の調査など、ことしの猛暑にちなんだ研究が目立った。
 中学生の部では、西日本豪雨からヒントを得たペットボトルを使った浄水器など、身近な題材をテーマにした研究が多く並んだ。
 紙を利用して荷重に強い形状を研究した市立森山中1年の深川大空(そら)さん(13)は「他の人は、写真や色を使って分かりやすい見せ方をしていた。参考にして来年はもっと深い研究をしたい」と話した。

展示作品を興味深そうに見学する親子連れ=諫早市美術・歴史館

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