日本人1年目の最多本塁打記録を更新「歴史を打ち立て続けている」
エンゼルスの大谷翔平投手は7日（日本時間8日）の敵地ホワイトソックス戦に「5番・DH」でスタメン出場。第2打席に勝ち越しの19号3ランを放ち、城島健司氏（2006年、マリナーズ）が持つメジャー1年目の日本人選手の最多本塁打記録（18本）を更新した。地元メディアは「打者として完全に支配し続ける」「歴史を打ち立て続けている」と絶賛の嵐を巻き起こしている。この日は4打数1安打3打点の活躍で、チームも5-2で勝った。
衝撃的なパワーだった。1-1で迎えた3回1死一、二塁の第2打席で大谷がまたしても大飛球を放った。先発ロドンの4球目の94マイル（約151キロ）の内角高めのファストボールをフルスイング。高く上がったフライは右中間のスタンドに飛び込む3ランとなった。
米国メディアも圧巻の一発に最敬礼を送っている。米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレーテッド」の公式ツイッターは「オオタニは打者として完全なる支配を続けている」と圧巻の一発とともに速報した。
地元テレビ局「CBSスポーツ」公式ツイッターも「靭帯損傷もショウヘイ・オオタニのパワーを全く奪えないようだ」と速報。米ヤフースポーツMLBの公式ツイッターは一発の動画とともに「これぞオオタニが打ち続けることを希望する理由だ」と伝えた。米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・リポート」も公式ツイッターで「3試合4本塁打。オオタニのスイングは手術を必要としないようだ」と動画を添えて驚嘆している。
5日（同6日）の敵地レンジャーズ戦では、新たな右肘靭帯損傷が発覚した直後にスタメン出場し、2本塁打を含む4安打と大暴れした大谷。メジャー日本人1年目の本塁打数は、2位の松井秀喜氏（2003年、ヤンキース）の16本を抜き、1位の城島氏の18本に一気に並んでいた。そして、3試合連続弾で一気に更新。20発にもリーチをかけた。
米テレビ局「FOXスポーツMLB」の公式ツイッターは日本人ルーキー最多本塁打記録更新を速報。「ショウヘイ・オオタニは歴史を打ち立て続けている」と称賛した。故障発覚の精神的ショックを微塵も感じさせない大谷の躍動に、米メディアも脱帽するしかないようだ。（Full-Count編集部）
