初日いきなり強豪対決! 沖縄尚学が11安打で糸満破る 秋季高校野球

 高校野球の第68回県秋季大会(主催・県高校野球連盟、共催・琉球放送、沖縄タイムス社)第1日は8日、北谷公園球場ほかで1回戦1試合と2回戦2試合を行った。昨秋覇者の沖縄尚学は六回に比嘉大智、吉里和己、高良魁の3連打で2得点するなど、チーム11安打で夏準優勝の糸満を5-2で破った。

 8月の新人大会で初優勝した浦添工業は16安打で10点を挙げ、開邦に10-1の七回コールド勝ち。嘉手納は先発した石川銀が被安打5と粘り強い投球で完投し、打線も14安打を放って北中城を7-2で下した。

 第2日は9日、北谷公園球場ほかで2回戦6試合を行う。

つなぐ意識 安打量産

 昨秋優勝の沖縄尚学と夏準優勝の糸満がぶつかった強豪同士の一戦は、5-2で沖尚に軍配が上がった。ミスからの失点もあったが好機で確実に得点。比嘉公也監督は「反省点も多いけれど、まずは強い相手に勝ててよかった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 先制を許すも四回に5番與谷友希の右前打、8番島袋皓平の左前打で同点とし、五回には2点を挙げて3-1と勝ち越した。

 比嘉監督が「この回は大きかった」と振り返ったのは六回。2死一塁で1番吉里和己が甘く入った直球を逃さず、右中間を破る二塁打で二、三塁とチャンスを広げた。この日4打数3安打と大当たりで「最近、フォームが崩れていたので不安だった。きょう打ててよかった」と自信を取り戻した様子だった。

 続く2番高良魁は「前の打席は当たっていなかった。この打席こそ次につなぐ」と直球を捉えて走者一掃の右前打。5-1と粘る糸満を突き放した。

 水谷留佳主将は「優勝旗を取り戻すのが目標。でも先を見すぎず、地に足をつけて一戦一戦頑張りたい」と気を引き締めた。(當銘悠)

好機に粘れず

 敗れた糸満の真玉橋治監督の話 もう少し粘りたかった。チャンスはたくさんあったが、勝負どころで打線がつながらず残念。継投した神谷貴壱郎は公式戦初登板で、経験を積めたのは良かった。チームとしてまだまだ。これから練習を積んで力を上げていく。

糸満―沖尚 6回裏沖尚2死一塁、吉里和己が右中間にこの日3本目の安打を放つ=北谷球場(古謝克公撮影)

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