9回にホーム目指して投手と交錯
エンゼルスの大谷翔平投手は8日（日本時間9日）、敵地ホワイトソックス戦で、あわや大怪我につながりそうな本塁交錯のアクシデントに襲われた。
大谷は9回無死満塁で走者一掃の三塁打を放ち出塁。さらに、相手投手ビエイラが暴投した間に本塁を目指し、10点目のホームを踏んだ。だが、この時に本塁ベースカバーに入ったビエイラの脚が大谷の右膝内側い衝突。大谷はホーム上でしばらく動けなかった。結局、ベンチを飛び出してきたマイク・ソーシア監督やトレーナーに付き添われながら、足を引きずってダグアウトへ戻ったが、その姿に故障が心配されていた。
試合後、記者会見に応じたソーシア監督は、大谷の状態を聞かれると「大丈夫だ。太ももに膝が入ったのだと思う」と大きく心配する様子はなし。だが、9日（同10日）の試合前にまた状態を確かめ、日々の判断を下していくようだ。
この日はマイク・トラウト外野手が2本塁打を含む5打数5安打と大活躍。ソーシア監督は「マイクにとって、いい日だった。いい打席だったよ。先日のオオタニの時のようなね」と、大谷を引き合いに出してトラウトの打棒爆発を喜んだ。
チームはこれで3連勝。大きくかさんでいた借金も完済まで「2」と減らした。（Full-Count編集部）
