教科書に載っていない伊藤博文の決意

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 初代首相伊藤博文(1841~1909年)の生涯をたどる企画展「伊藤ドラマ第四編 伊藤の決意!」が、生誕地である山口県光市束荷の伊藤公資料館で開かれている。11月25日まで。

 幕末から近代国家建設への転換期に、伊藤が関わった大日本帝国憲法の草案作成などで下した決断とその背景をパネルで解説。手腕や国への思い、覚悟を探る。

 両親に宛てた手紙のほか、1895年に侯爵となった伊藤が着用していた「大礼服」や「正剣」などの資料約60点が並ぶ。伊藤と生誕地のつながりを知ってもらおうと、地域住民が所蔵する愛用のきせるや写真なども展示している。

 4年がかりの企画展も明治維新150年のことしが最終年。市教委文化・社会教育課の河原剛さんは「教科書には載っていない、伊藤の思いを感じてほしい」と話している。入館料は大人250円、高校生以下無料。月曜休館。電話0820(48)1623。

伊藤が身に着けていた正剣について解説する河原さん