ロウ4号3ランなど初回5得点 レイズが3連戦スイープ

【オリオールズ3-8レイズ】@トロピカーナ・フィールド

レイズは初回の5得点を生かして8対3で快勝し、本拠地でのオリオールズ3連戦をスイープ。本拠地トロピカーナ・フィールドでは11連勝となった。初回のレイズはC.J.クロンのタイムリー二塁打、ウィリー・アダメスのタイムリー、ブランドン・ロウの4号3ランで一挙5得点。2番手のロニー・チリーノスは6回1/3を3点に抑える力投を見せ、今季4勝目(5敗)をマークした。オリオールズは7回表にジェイス・ピーターソンのタイムリー三塁打とケイレブ・ジョセフの犠牲フライで3点を返すのが精一杯。先発のジョシュ・ロジャースは2回持たず6失点と大誤算だった。

大逆転でのワイルドカード獲得を信じて戦い続けるレイズが快勝し、直近8試合で7勝目。92勝71敗(貯金21)でワイルドカードを獲得した2013年以来5年ぶりの貯金14となった。レイズのケビン・キャッシュ監督は「良い形でカードを終えることができた。前カードのブルージェイズ戦でもスイープのチャンスがあったけど、惜しくも届かなかったからね」と3連戦スイープに満足げ。「ブランドン・ロウのホームランが大きかった」と初回に4号3ランを放った新人二塁手の活躍を称えた。直近8試合で打率.360、3本塁打、7打点と好調のロウは「良いスイングをすれば、おのずと良い結果がついてくるんだ」と充実した表情で話していた。

© MLB Advanced Media, LP.