フィアット 500シリーズ一部改良…最新インフォテインメントシステムを採用

フィアット 500

FCAジャパンは、フィアット 500(チンクエチェント)シリーズに標準装備の車載インフォテインメントシステムのUconnect(ユーコネクト)を最新モデルに切り替え、2018年9月15日より発売する。

今回の改良で、フィアット500シリーズ全車に搭載されるUconnectは、Apple CarPlay、Android Autoのいずれにも対応する最新型へと生まれ変わった。

この新世代Uconnectでは、スマートフォンとの連携が強化され、スマートフォン内のアプリケーションやコンテンツをUconnectディスプレイ内で確認及び操作することができる。

地図アプリを利用して簡易的なナビゲーションを利用したり、お気に入りの音楽アプリをそのまま車内で聞いたり、ハンズフリー通話といった機能を日頃から使い慣れているスマートフォンを接続するだけで、いつもと同様のインターフェイスで扱うことが可能。また、スクリーンサイズも5インチから7インチへ大型化したことで、視認性や操作性も向上している。

なお、インフォテインメント機能が充実した一方、車両価格はベースモデルの500 1.2 Popで199万8000円と、200万円を下回るお買い得な価格を実現した。

ラインアップと価格

フィアット500シリーズは、これまで通り全5モデルで構成されている。ボディタイプはハッチバックと電動開閉式ソフトトップを採用したオープントップがあり、それぞれに1240cc直列4気筒エンジン搭載車と、875cc直列2気筒ターボエンジン「ツインエア」搭載車が設定されている。

また、ツインエア搭載車には標準仕様の「Pop(ポップ)」(500のみ)のほか、バイキセノンヘッドライトやクロームエクステリア、フルオートエアコン、15インチアルミホイールなどを装備した上級モデルの「Lounge(ラウンジ)」がラインアップされている。

価格(消費税込)

・500 1.2 Pop:199万8000円

・500C 1.2 Pop:260万円

・500 TwinAir Pop:235万円

・500 TwinAir Lounge:267万円

・500C TwinAir Lounge:287万円

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