【FIFA】ドイツがペルーに逆転勝利!レーヴ監督は偉大な指導者の記録に並ぶ

代表指導167試合を達成したレーヴ監督

先週土曜日の夜、ドイツのヨアヒム・レーヴ監督は“スペシャル・ワン”となった。ドイツが親善試合でペルーと対戦し、2-1で逆転勝利。これにより、レーヴ監督はドイツサッカーの生みの親とされるゼップ・ヘルベルガー氏に並ぶ代表を167試合指揮した監督となった。

ロシアワールドカップでの悪夢のグループステージ敗退の後、再出発となったフランス戦ではスコアレスドローとまずまずのスタートを切ったドイツ。ただ、勝利を目指したペルー戦では序盤は苦しい展開を強いられる。22分にディフェンスラインの綻びからペルーのルイス・アドビンクラに決められ、格下相手にリードを許すというワールドカップの時のような状況に陥ってしまう。それでも、ゴールが欲しいドイツは失点からわずか3分後にユリアン・ブラントが同点ゴール。さらに85分にはこの試合でA代表デビューとなったニコ・シュルツが値千金の逆転弾を決め、ドイツがプレーに逆転勝ちを収めた。

レーヴ監督は1930年代~60年代にかけてドイツ代表を指揮したヘルベルガー氏に並んでA代表167キャップ指導した史上二人目の監督に。レーヴ監督は試合後のインタビューで「まだチームは万全ではないが、何より勝ったことがうれしい。チームは勝利を信じて最後まで戦ったね」とコメント。偉大な功績を残すとともに再出発に向けて必要だった勝利を手にした。

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