【MLB】大谷、7戦連続安打に敵地メディア脱帽「備わっていないスキルは存在しない」

持ち前の快足で二塁打を記録したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

第4打席で快足を飛ばし二塁打を放った大谷「問題は投手なのか、二刀流なのか」

 エンゼルスの大谷翔平投手が9日(日本時間10日)の敵地ホワイトソックス戦で「4番・DH」でスタメン出場。8回の第4打席で二塁打を放つなど3打数1安打の活躍を見せた。エンゼルスは1-0で勝利。前日の右脚打撲で不安視されたが、これで7試合連続安打と好調を維持する二刀流右腕を敵地メディアも称賛している。

 大谷はノーヒットで迎えた8回の第4打席で右腕ミヤナのチェンジアップを右前に運ぶと、快足を飛ばし一気に二塁ベースを奪うツーベースを放った。前日の試合では本塁へ投入した際に相手投手と交錯し右脚を打撲。患部の状態が心配されたが、この日も問題なくスタメン出場を果たし7戦連続安打を記録した。

 敵地シカゴで試合を中継する「WGNスポーツ」の実況は大谷が放った“快足二塁打”に「このビッグマンは走れます」と称賛するしかなかった。

 さらに解説者のスティーブ・ストーン氏は「彼に備わっていないスキルは存在しないと言うことは、疑いの余地はありません。問題は、彼にとっての今後のより良い起用法は、投手なのか、二刀流なのか、それとも打者限定なのかということです」と語り、大谷を絶賛していた。

 新たな右肘靭帯損傷が発覚し、今季の残り試合は打者に専念する予定となっている。日本人メジャー1年目最多となる19本塁打を記録するなど打者として大活躍を見せる一方、再び投手としてマウンドに立つことも諦めてはいない。投手、打者、二刀流……米メディアも今後の大谷に注目している。(Full-Count編集部)

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