【MLB】「正真正銘のダイビングキャッチ」―ハニガー、マ軍を救う超ファインプレー

超ファインプレーを見せたマリナーズのミッチ・ハニガー【写真:Getty Images】

ファンも興奮「HaniGOAT」

 マリナーズが、ミッチ・ハニガー外野手の超ファインプレーで、ポストシーズン争いにぎりぎり踏みとどまった。MLB公式インスタグラムも動画を紹介し、ファンから称賛の声があがっている。

 9日(日本時間10日)の本拠地ヤンキース戦。3-2と1点リードの9回2死一塁、スタントンの打球は、右中間にフラフラと上がる。二塁手、右翼手、中堅手のちょうど中間にポトリと落ちそうになった瞬間、猛然と突っ込んできた右翼手のハニガーが、ドンピシャのタイミングでダイビング。落ちそうになった打球をぎりぎりですくい上げた。

 超ファインプレーでのゲームセットに、抑えのディアスは思わず万歳。グラブをたたいて吠えた。中堅手のヘレディアも大喜びでハニガーを祝福。MLB公式インスタグラムが「全力プレー」というタイトルで動画を配信すると、ファンからは

「ワォ」

「なんてキャッチだ!」

「HaniGOAT(Greatest Of All Time/史上最高)」

「捕球してからダイブする選手もいるが、これは正真正銘のダイビングキャッチだ」

「なんてことだ、素晴らしいキャッチだ!!!!!!」

「オーマイゴッド、素晴らしい!」

「マリナーズの年間最優秀プレー。ハニガーは本当に凄い」

「素敵なプレー」

「年間最優秀キャッチ?」

「美しい」

「GOAT×2」

「とつてもないキャッチだ!」

「年間で最もイケてるキャッチだ」

と称賛の声であふれ返った。

 マリナーズにとっても、値千金のスーパープレー。すでに、ワイルドカード争いで圏内の2位にいるアスレチックスとは7.5ゲーム差と厳しい状況だが、もしこの日ヤンキースに追いつかれ、敗れるようなことになると、上を追うどころか、この日勝ったレイズに抜かれてワイルドカード争いでも4位に転落する瀬戸際だった。ハニガーのおかげで、首の皮一枚ながら踏みとどまったマリナーズ。これをきっかけに、わずかな望みにかけて逆襲といきたいところだ。(Full-Count編集部)

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