今秋開催の「2018日米野球」にモリーナら8選手が参加予定

日本時間9月11日、MLB機構とMLB選手会は11月に日本で開催される「2018日米野球」に参加する予定の8選手を発表した。MLB選抜の指揮はマーリンズのドン・マティングリー監督が執ることになっており、残りの選手については今後数週間のうちに明らかにされる予定である。

今回発表された8選手のなかには今年のオールスター・ゲームに選出された3選手が含まれている。カージナルスの正捕手にしてメジャーを代表する名捕手であるヤディアー・モリーナ、近年攻守両面で急成長を遂げているレッズの正三塁手エウヘニオ・スアレス、ブリュワーズの快進撃を牽引してMVP候補の一人に挙げられているクリスチャン・イェリッチの3人だ。他にはナ・リーグ新人王の最有力候補であるロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)、フィリーズの強打者コンビであるリーズ・ホスキンスカルロス・サンタナ、昨季のア・リーグ盗塁王であるウィット・メリーフィールド(ロイヤルズ)、内外野をこなすユーティリティ・プレイヤーであるクリス・テイラー(ドジャース)と豪華な顔ぶれ。今回発表された8選手だけを見ても「ドリームチーム」であると言えるだろう。

このうち、フィリーズのサンタナは前回(2014年)の日米野球でも来日しており、日米野球に参加するのは今回が2度目。ベテラン捕手のモリーナは日米野球に初参戦となるが、ワールド・ベースボール・クラシックにはプエルトリコ代表の一員として4度の出場経験があり、国際試合での経験は豊富である。

日米野球は1908年に始まり、今回が37度目。日本時間11月8日にMLB選抜vs読売ジャイアンツのエキシビジョン・ゲームが行われたあと、同9~11日に東京ドームで3試合、同13日にマツダスタジアムで1試合、同14~15日にナゴヤドームで2試合、合計6試合にわたってMLB選抜vs侍ジャパン(日本代表)の試合が行われる予定となっている。

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