ヘイダーが圧巻の6連続三振 ブリュワーズ首位攻防先勝

【ブリュワーズ3-2カブス】@リグリー・フィールド

ブリュワーズは先発のウェイド・マイリーが5回2失点と試合を作り、1点リードの7回裏から登板した3番手のジョシュ・ヘイダーは2イニングを投げて打者6人全員から三振を奪う圧巻のピッチング。カブスとの首位攻防3連戦の初戦を制し、首位カブスとのゲーム差を1とした。2対2の同点に追い付かれた直後の6回表、ブリュワーズは二死から連打で二、三塁のチャンスを作り、カール・エドワーズJr.の暴投の間に1点を勝ち越し。この1点が決勝点となった。

直近12試合で10勝2敗と好調のブリュワーズ。そのなかにはカブスとの直接対決が4試合含まれており、その4試合で3勝1敗をマークし、ついに首位カブスとのゲーム差は1となった。「間違いなく、僕たちはとても良い野球をしていると思う」と語ったのはマイク・ムスターカス。実際にプレイしている選手たちもチームの好調ぶりを実感しているようだ。なお、3番手としてマウンドに上がり6者連続三振の離れ業を演じてみせたヘイダーは、今季の奪三振数を127とし、昨季コリー・クネーベルがマークした126奪三振の救援投手球団記録を更新。ヘイダー自身は新記録樹立に気付いていなかったようだが、「どんな記録であれ、新記録を作れたのは素晴らしいね」と快挙達成を喜んでいた。

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