ナ・リーグ西部地区の上位対決はロッキーズ打線が爆発

【ダイヤモンドバックス2-13ロッキーズ】@クアーズ・フィールド

ナ・リーグ西部地区の首位を走るロッキーズと、それを2.5ゲーム差で追う3位ダイヤモンドバックスの直接対決は、ロッキーズが5回裏に6得点、7回裏に7得点と2度のビッグイニングを作り、13対2で大勝。2位ドジャースがレッズに敗れたため、ドジャースとのゲーム差は1.5、ダイヤモンドバックスとのゲーム差は3.5に広がった。ロッキーズ先発のヘルマン・マルケスは7回11奪三振2失点(自責点1)の好投で今季12勝目(9敗)をマーク。一方、ダイヤモンドバックスは先発のザック・ゴッドリーが5回裏に崩れ、3番手のマット・アンドリースは1回1/3を投げて8安打7失点の大乱調で試合をぶち壊してしまった。

1点ビハインドの5回裏、ロッキーズはトニー・ウォルターズのタイムリーで同点とし、DJレメイヒューが押し出し四球を選んで勝ち越し。さらにノーラン・アレナードの内野ゴロの間に1点を追加し、トレバー・ストーリーに32号3ランが飛び出して一挙6得点のビッグイニングとなった。7回裏はデービッド・ダールの10号グランドスラムで得点を2ケタに乗せ、ウォルターズのタイムリー、チャーリー・ブラックモンの犠牲フライ、レメイヒューのタイムリーでさらに3点を追加。「打者天国」と呼ばれる本拠地クアーズ・フィールドに相応しい17安打13得点の猛攻でダイヤモンドバックス投手陣を粉砕した。

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