児童らバリアフリー疑似体験 熊本市中央区の砂取小

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低床バスのスロープを使って車椅子を降ろす砂取小の児童=熊本市中央区

 高齢者や身体障害者の動きづらさを疑似体験する「バリアフリー教室」が11日、熊本市中央区の砂取小であり、4年生78人が周囲による介助の大切さや障害者らに配慮した低床バスの仕組みなどを学んだ。

 高齢者らに対する理解を深めてボランティア意識を高めてもらおうと、国土交通省九州運輸局が2002年から各地で教室を開いている。

 体育館に集まった子どもたちはアイマスクを着け、「怖い」「分からん」と恐る恐る歩行体験。低床バスの乗降体験では、乗車口のスロープを使って車椅子を乗せたり、アイマスクのまま乗り降りしたりした。

 バスの乗降を体験した吉仲沙桜さんは「誰かの助けがあれば乗りやすいと思った。困っている人がいたら助けてあげたい」と話し、「心のバリアフリー」の大切さをかみしめていた。(林田貴広)