中岳火口周辺を美しく 観光業者らが清掃活動

火山灰に埋まっていたタイヤや金属製の側溝のふたなどを軽トラックに積み込む参加者。奥は中岳第1火口=阿蘇市

 阿蘇山上一帯の観光業者らでつくる阿蘇山上職域防災防犯協会の会員ら約20人が11日、中岳第1火口周辺の清掃活動に取り組んだ。

 秋の行楽シーズン前に恒例で実施していたが、2014年8月末に始まった火口周辺の立ち入り規制に伴い休止。今春、解除されたことで13年以来5年ぶりの活動となった。

 見学エリアは一般財団法人自然公園財団が清掃しており、エリアに接した沢を中心に巡回。風で飛んだらしい帽子やタオルに加え、運転免許証、工事用のシートと重し代わりのタイヤなども火山灰に埋まっていた。

 2月末に再開された火口見物は、その後の火山活動の活発化や風向きによる火山ガス流入で立ち入り規制が多発。8月中旬以降はガス流入が減り、観光客でにぎわっている。

 約15団体・個人でつくる協会の菊池秀一会長(48)は「久しぶりに活動でき、うれしかった。熊本地震も重なって団体客の回復が遅れており、イベントなどを通して楽しい阿蘇を発信したい」と意気込んだ。(岡本幸浩)

©株式会社熊本日日新聞社

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