愛知製鋼、デンマークでの「ITS世界会議」に出展 自動運転支援システムなどPR

 愛知製鋼(社長・藤岡高広氏)は、9月17日からデンマーク・コペンハーゲンで開催される「第25回ITS世界会議コペンハーゲン2018」に出展することを決め、11日発表した。自動運転を支援する「磁気マーカシステム」など、同社の次世代ビジネスをPRする。

 自動車産業を取り巻く環境が「100年に一度」といわれる大きな変化の局面を迎えている中、同社では超高感度磁気センサ(MIセンサ)を用いた自動運転支援技術「磁気マーカシステム」を国土交通省や内閣府が国家プロジェクトとして全国各地で行う実証実験に提供するなど、次世代ビジネスを積極展開している。

 会議地となるコペンハーゲン市は、2025年までに「世界最初のカーボン・ニュートラルを達成する首都」を目標に取り組んでおり、同社もここで「安全・安心」な自動運転に貢献する「磁気マーカシステム」を映像や模型などを用いてわかりやすく紹介する。

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