インディアンスの新人・ビーバーが快投 2ケタ勝利到達

【インディアンス2-0レイズ】@トロピカーナ・フィールド

インディアンスの新人右腕、シェーン・ビーバーは自己最多となる11個の三振を奪うなど、7回途中まで100球を投げて3安打無失点という見事なピッチングを披露。味方打線がヤン・ゴームスの14号ソロとエドウィン・エンカーナシオンの30号ソロで奪った2点を守り抜き、今季10勝目(3敗)をマークした。レイズは先発のタイラー・グラスナウが7回2失点と好投したものの、インディアンス投手陣の前に打線が4安打に封じられ完封負け。インディアンスは地区優勝へのマジックナンバーを3とした(2位ツインズは試合中)。

この試合では8月末にブルージェイズからインディアンスへ移籍したジョシュ・ドナルドソンが「5番・三塁」で新天地デビュー。4打数ノーヒットに終わったものの、ドナルドソンの戦列復帰により、インディアンスは1番から9番まで全員がオールスター・ゲーム経験者という豪華な打線が完成した。また、エンカーナシオンは6回表に放ったソロ本塁打で7年連続30本塁打を達成。インディアンスでは今季すでにフランシスコ・リンドーアとホゼ・ラミレスが30本塁打をクリアしており、30本塁打トリオ誕生はマニー・ラミレス、リッチー・セクソン、ジム・トーメイの3人が30本塁打以上を放った1999年以来19年ぶり球団史上5度目の快挙となった。

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