地域別 三連休中の天気 北海道は16日(日)に雨

週間天気予報(数字は予想最高気温)

 きょう12日は前線に近い西日本を中心に、大気の状態が不安定となる見込み。夜遅くにかけて、西日本や東海の南岸で激しい雨が降り、局地的に1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨の降る所がありそうだ。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要となる。
 あす13日(木)は、きょうより雨の範囲が狭まる予想だが、西・東日本は雲の取れにくい地域が多い予想となっている。関東は引き続き気温が低めで、東京の最高気温は24℃で9月下旬並みとなりそうだ。14日(金)になると、北日本で雲が広がりやすく雨の降る所がある。東~西日本も湿った空気の影響で雲が多く、西日本の一部で雨が降る見込み。
 連休中は、前線や湿った空気の影響を受ける西・東日本を中心に曇りや雨の地域が多く、北日本も東北を中心に雲が取れにくい予想だ。北海道は16日(日)に、道南を中心に雨雲が広がる見込み。

[連休中の天候予想]

16日(日)夜の降水予想

北日本 16日(日)雨に注意

 雨が降りやすいのは、14日(金)と16日(日)。16日のほうが雨量が多い予想で、日中は北海道南部~東北北部で雨の強まる可能性がある。気温は最低・最高気温ともに平年より高い予想で、今のところ強い冷え込みはなさそうだ。

17日(月)朝の降水予想

東日本 曇りや雨 湿気多い

 雲が広がりやすく、土日は関東北部や甲信、北陸で雨の降る所が多い。17日(敬老の日)の午前は北陸で、午後は関東で雨の降る所がある見込み。気温はこの時季としては高く、太平洋側は30℃を超える地域がある。ここ数日ほどの過ごしやすさはなさそうだ。

15日(土)午後2時の気温の分布予想

西日本 蒸し暑い 熱中症注意

 土日は、近畿や中国地方で雨の降る所が多い見込み。各地とも蒸し暑い予想で、日差しが出るとみられる九州は、内陸で最高気温が33℃くらいまで上がりそうだ。

12日(水)午前9時現在 台風22号の位置と今後の進路予想

南西諸島 猛烈な台風22号の影響も

 高気圧に覆われて晴れる日が多いが、土日の先島諸島は台風第22号や湿った空気の影響で曇りや雨で、海上は大しけとなる見込み。台風の進路によっては、14日(金)から海は大しけとなるおそれがある。(気象予報士・高橋 和也)

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